
ドライカーボンとは
WHITE BRIDEにおける製品精度
自動車のアフターパーツ市場において「カーボン」という言葉は一般的ですが、その中でも「ドライカーボン」は、製造工程から性能に至るまで他の素材とは明確に一線を画します。ここでは、ドライカーボンという素材の特性と、WHITE BRIDE(ホワイトブライド)がその素材をどのように製品として形にしているかを記述します。
ドライカーボンという素材の成り立ち
ドライカーボンは、炭素繊維にあらかじめ樹脂を染み込ませた「プリプレグ」と呼ばれるシートを型に貼り、オートクレーブ(高温高圧釜)で焼き固めることで製造されます。余分な樹脂を徹底的に排除しながら、高圧をかけて繊維密度を高める点にあります。これに対し、手作業で樹脂を塗り込むウェットカーボンは、樹脂の含有量が多くなり、強度や耐候性の面で劣ります。ドライカーボンがモータースポーツや航空宇宙産業で採用される理由は、この「高い剛性」と「経年変化に対する耐性」にあります。

WHITE BRIDEにおけるドライカーボンの運用と保護性能
WHITE BRIDEでは、ドライカーボンのポテンシャルを「保護」と「フィッティング」という実用的な側面から定義しています。HONDA CIVIC TYPE R (FL5)やTOYOTA GR Supraといった現行スポーツカーにおいて、純正パーツの上から装着する製品には、単なる装飾以上の役割が求められます。0.1mm単位の成形技術は、極限の薄さを実現することで、装着後の重量増を最小限に抑えます。この薄さとドライカーボン特有の硬度は、日常の使用で生じる石跳ねや接触による傷から、車体を守る「高強度な保護層」として機能します。
3M社製テープによる確かな密着と装着性
WHITE BRIDEのオーバーレイタイプ製品には、あらかじめ3M社製の強力両面テープを貼付しています。採用しているテープは、非常に柔らかく、複雑な曲面にも密着しやすい特性を持っています。この追従性により、0.1mm単位で設計されたドライカーボンパーツが純正のボディラインに隙間なくフィットします。


構造とコーティングによる品質の維持
長期間にわたって製品の状態を維持するため、WHITE BRIDEの製品にはすべてUVカットコーティングを施しています。最高水準のUVカット性能を持つクリア塗装を重ねることで、ドライカーボン特有の緻密な織り目を保護し、光沢を維持しながら長期間の使用に耐えうる仕様としています。ウェットカーボンやFRP、PC等の転写製品とは異なり、高圧で焼き固められた製品は、真夏の高温や冬の寒冷環境下でも歪みや剥がれが生じにくい特性を持っています。
素材の特性を正しく理解し、それを適切な形で製品化して提供することが、WHITE BRIDEの方針です。
