3D高精度スキャニング技術

精密な技術

3D高精度スキャニングを用いた
ドライカーボン製品の設計と工程

ホワイト・ブライド株式会社が提供するドライカーボンパーツの開発は、例外なく3D高精度スキャニングから始まります。最新のスポーツカーにおける複雑な空力特性や意匠面を正確に捉え、ドライカーボンという素材の特性を最大限に活かすためには、デジタル技術による精密な設計が不可欠です。

ドライカーボンの素材特性

ドライカーボンの素材特性と設計の重要性

ドライカーボンは、炭素繊維シートに樹脂を均一に染み込ませた「プリプレグ」を素材とし、オートクレーブ(高温高圧釜)内で熱と圧力を加えて成形されます。この製法によって作られるドライカーボンパーツは、極めて高い剛性と軽量性を誇ります。一方で、ドライカーボンは成形後に非常に高い硬度を持つため、製品完成後に形状を微調整することが困難です。特に、多くのドライカーボンパーツは純正パネルの上から両面テープで固定する「オーバーレイ方式」を採用しています。この方式において、ドライカーボンパーツが車両の曲面に完璧に沿っていない場合、浮きや剥がれの原因となるだけでなく、車両全体の美観を大きく損ないます。そのため、設計段階で車両の形状を正確に把握することが、ドライカーボン製品の品質を決定づける最も重要な要素となります。

複雑な空力形状を捉える3Dスキャニング技術

現代のハイパフォーマンスカー、特にGR SUPRA、FAIRLADY Z、CIVIC TYPE Rなどは、走行時の空気抵抗を低減し、効率的なダウンフォースを発生させるために、極めて複雑な曲面とプレスラインで構成されています。これらの車両に装着するドライカーボンパーツを設計する際、従来の型取りや手作業による計測では、空力を意識した繊細な形状の変化を正確に再現することは困難でした。WHITE BRIDEでは、開発用車両に対して3D高精度スキャニングを実施し、車両表面の形状を数百万点の点群データとして取得します。この3Dスキャンデータを用いることで、GR SUPRAのダイナミックなボディラインや、FAIRLADY Zの流麗なシルエット、CIVIC TYPE Rの機能的なエアロ形状を、コンピュータ上で精密に再現することが可能になります。この精密な3Dスキャンデータを基に設計を行うことで、ドライカーボンパーツの裏面を車両の曲面に完璧に適合させ、オーバーレイ方式であっても「最初から一体であったかのような」装着感を実現しています。

日本でのエンジニアリングと
サプライヤーとの連携

WHITE BRIDEの製品開発は、すべて日本国内での企画、計測、および設計工程からスタートします。3Dスキャニングによって得られた車両データを解析し、ドライカーボンの織目の向きや厚みのバランス、取り付け時の作業性までを考慮したエンジニアリングを日本国内で行っております。実際の製造工程においては、WHITE BRIDEが定めた厳格な設計データと品質基準に基づき、ドライカーボンの成形技術に長けた専門のサプライヤーへ製造を委託する体制をとっております。日本国内での精密な設計データと、高度な設備を持つサプライヤーの製造技術を組み合わせることで、安定した品質のドライカーボンパーツを市場へ提供しています。この開発体制は、WHITE BRIDEが今後展開を予定している法人様向けの設計受託や、他社様との共同開発プロジェクトにおいても、基盤となる重要な仕組みです。

日本でのエンジニアリング

機能を具現化する設計思想

ドライカーボンパーツに求められるのは、単なる装飾性だけではありません。WHITE BRIDEが3Dスキャニングに拘る理由は、車両本来の空力デザインを尊重し、その機能を損なうことなく、ドライカーボンという素材によってさらに深化させることにあります。GR SUPRA、FAIRLADY Z、CIVIC TYPE Rといった車両のポテンシャルを引き立てるためには、0.1mm単位の設計精度が求められます。3Dスキャンデータによって車両の意匠面を正確に把握することで、風の流れを遮らない滑らかなエッジ処理や、純正ラインと調和する造形が可能となります。WHITE BRIDEは、ドライカーボンのスペシャリストとして、数値に基づく誠実な設計を継続し、オーナー様に信頼いただけるプロダクトを提供し続けます。

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